『Vonarm 73』 と 一般的なシイラ用トゥイッチング・ロッドとの比較。

対シーバス相手に2オンスのプラグをキャスティング・・・・・通常のシーバス用ショート・ロッドでは不可能でしょう。

そこでシイラ用トゥイッチング・ロッドを選択するアングラーは少なくないと思います。  僕もそうでした。
この手のロッドの特徴を、大雑把ですが書かせていただきます。

 ・使用するラインはナイロンの12〜16ポンドクラス。
 ・ショート・グリップでかなりの先調子。 
 ・低弾性カーボン・シートの厚巻きでブランクを構成。 高弾性カーボン使用をうたっているメーカーもありますが??

近々に詳細画像をアップしますが、『harakoubou original 73』はモデラート・テーパーです。 
ティップから順を追って曲がりのポイントが手元まで移動します。
バットの角度を水平から45度に保った状態での2`リフトを軽くこなしますが、1`リフト時でも手元から綺麗に曲がります。 

超高弾性カーボンは当然ながら、反発スピードが速いです。 故に、安心して素直なテーパーつくりが可能になります。

バットが曲がりにくいロッドを、『バット・パワーがある』とか、『バットが強い、トルクがある』と言うのは、グラス・シートや低弾性カーボン・シートによりブランクを作っていた時代の名残に過ぎないと思います。 この手のロッドでバットが素直に曲がると、戻ってきませんから。  当然ながらファイト中はベリーの働きに頼ることが多いです。
  
ティップに張りがあると、ファイト中にバレやすいと言うアングラーがいますが、信じられません。
ファイト中のティップは常にお魚さんの方向を向いたまま、ほとんど機能していないはずです。

さて。 『ヨカポップ100 42g カップ径3cm』を50メートル投げ・・・・・ポッピング!!  シイラ用トゥイッチング・ロッド(ナイロン・ライン使用)では大変です。  理想的なライン・スラッグと、フル・ジャークでやっとこさ・・・・・・普通のシーバスマンにはかなり難しいようです。

『Vonarm 73』では、ベリーの反発を使うだけで簡単にポッピングできます。 故に、極端なショート・グリップ化は採用しませんでした。 リール・フット(足)からバット・エンドまでの長さが約30cmです。 この長さは1オンスを超えるプラグのキャスティング時、かなりの安心感を与えてくれます。 当然ながら、方向性も良くなります。

一番の違いは、感度です。 ロッドを通して得られる情報量がまるで違います。 バット・ジョイントやグリップ・ジョイントを廃したのは、まさしくこのためです。 キャスティング時も含め、ワンピース・ブランクの一体感は素晴らしいものだと、真に思います。

10gクラスのミノーイングも何とかこなします。 気持ち良くはありませんが。(笑) 
やはり気持ちよく飛ばせてプラッギングできるのは14gぐらいからです。

双方のロッドの飛距離も、かなり違います。 
PE2号使用時でも、ヨカペン100(42g)等を軽く70メートル以上飛ばせます。
軽いプラグほど、その差が顕著に表れます。 しなやかさと反発力の次元が違います。

最後になりましたが、ナイロンラインや低弾性カーボン使用ロッド、グラス・ロッドを、けして嫌いなわけじゃありません。